わたくしのソロデビューアルバム「OUTSIDER」が9/8にリリースになります。いつから店頭に並ぶのかしらね・・・とそわそわしている。実はこのアルバムは2020年に出す予定だったので2019年から準備していたと考えると、結構な時間が経っている。ソロアルバム出しますよと発表してから、のんびりのんびりの進行になってしまったけれど、やっと発売できる事が、シンプルに嬉しい。
全13曲。前やっていたウルフベイツ期からライブで歌い続けてきた曲もあれば、バンドを辞め1人になった時に作って歌っていた曲、コロナ禍に入ってから完成した曲も半分くらいある。自分にとっては音楽的にも全て繋がった一本道という感じ。とってもいいものができたなと思う。
それでも、世の中に出るということは、色んな捉え方や感じ方をされるだろう。分かる人にだけわかってもらえればよいのだ、という姿勢で作ったものの、正直周りの評価がこわくなるときだってある。どんな評価がやってきても、出来るだけフラットに立っていられるように踏ん張ろうとおもう。自分が一番自分の作品を愛してあげようとおもう。
インタビューで全然話す機会はなかったけどOUTSIDERという言葉には、メインストリームから外れた、独自の考えを持って生きる人というように限定された印象もあれば、反対に、実は誰もが持ち合わせている感情にもなり得るのでは、という可能性も感じている。
それは、「私はあなたとはちがう」と思う事だったり、「これだけは譲れないわ」と思う事だったり。もっと言うと「私だけを愛してほしい」という感情にもつながっていたり。そこには全て”独り”があり、孤独がある。なにか人にとって必要な、強いエネルギーのような気がしている。人間も音楽も国も歴史も、一言じゃ片付けられない複雑なもの。
色んな角度から色んな人に、どんなストーリーでもいい、あなたの感じ方をして貰えたらいいと願ってます。