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お久しぶりです。

2018年8月13日更新

久しぶりにブログを書きます。(唐突)

2018年に入ってから、はじめての日記になってしまいました。もう8月なのに。ふと、記録を残しておきたくなりました。

今年の1月はBSOの来日でブライアンにブロさんにサインして貰ったり、2月は蒲郡BUZZ HOUSEでワンマンしたり、3月はブロさんのネックが真っ二つに折れてしまったり(この辺から心折れる。レッドクロスのリハで号泣→イカリさんに慰めてもらう)、、、、、、

4月、そんな地獄のような日々の真っ只中に、ジェイソンからBLAST CULTのNC/DC Chieモデルが届く。

5月はシェルターでウルフベイツワンマンライブ、7インチAustin Texasを発売する。

ヌーディスーツをワンマンの為に自力で作る!!(これ重要)

などなど…

天国から地獄に突き落とされてまた這い上がって…のような波乱万丈な日々を送ってここまできましたが

今日書きたくなったのは、たぶん、今日のリハでブロさんの音がすごく良かったから!!

怪我の功名とは良く言ったもので、ブロさんは真っ二つに折れたのをくっつけて貰ってからというもの…毎回、とんでもねえ音を出してきます。

折れる前とは、確実に違う!絶対に違う!

怖いほどのその凄味に、弾いてて自分でぞくぞくする瞬間があります。あぁこれが、本当のビンテージなんだ、と。

それともうひとつ

最近、今までとは全く弾き方を変えることにチャレンジしていて、まだ慣れていないけどそれがものすごーく楽しいです。

いままではブースターを踏んで音量を上げるスタイルだったけど、もうペダルは一切踏まずにマスターボリュームでコントロールするようにしたのと、

たとえアナログディレイが無くても、たとえマーシャルやJCを使わなきゃの時でも、特に気にしないようにしました。

だから、ウルフベイツリハでは最近は、マーシャル900にブロさんアン直。

ペダルボードを持ち運ぶのが重い、という理由をきっかけにどんどんシンプルにしていったら、ギター本体の音色のバリエーションだけでも何十通りも作れる事に気づく…。

いままでフルテンであたしゃなにをしてたんだい、と思うわけです。

結局、素晴らしいギターがあって、その良さを引き出してあげられる腕があれば、あとはなんの機材でもいいっすよ的な境地の、始まりの扉が開いた感じです。

誤魔化しの効かない男の浪漫がグレッチにはある!

 

それと、もうひとつうれしいニュース。

レザークラフトのDOVE OVERALLというブランドをしてるシモくんが、サプライズで、DOWN BY LAWベルトを作ってくれました。見えるかな?カッコイイ〜!!

今度、ライブでするので是非目撃してみてください。アクリルスタッズもカラフルでとっても可愛くてお気に入りです。シモくんありがとう。

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2017年のみんなたち、ありがとうございました!

2017年12月30日更新

WOLF BAITS

LEARNERS

2017年、ライブに足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!みんなたちの笑顔のおかげで、元気に楽しく演奏できました。

また来年も、たくさん会いに来てほしいです!よろしくお願いします。

 

個人的に、今年は素晴らしい年だったと思うので、ざっくり振り返っておきます。

2017年

★1月

お正月休みはぜんぶ、ラーナーズの2nd曲のアレンジ構築、練習に費やす。そしてレコーディング。1/31にラーナーズの2ndアルバム発売!

★2月

モッチェさんのアルバムのレコーディング。その他アイドルちゃんのやつなど、色んなレコーディング。

★3月

2回目のSXSWに行く。NEKO CASEを1番前で観てセットリストをゲットしてくる!(感動)チケットソールドアウトしていたNIKKI LANEのライブに、トーキョーからきたんだ!入れてくださいお願いします!と懇願し会場に必死の思いで潜入、ステットソンにNIKKIのサインをもらってくる!(感動)BLAST CULTのギターやベースを作っているJASON BURNSに会う!(惚れた)

この3つをクリアできた事は一生忘れられない思い出でしょう…。マイヒーローに会うという夢をいっぺんに叶えた。

★4月

バレエの発表会。(昔からやってるやつ)

レコードストアデイに2枚ウルフベイツの7インチを発売。

★5月

モッチェ永井&テンダリーズ のツアーにたくさん行く!

★6月

6/2に、シェルターでウルフベイツのレコ発をやる。(ニートビーツ、フートストリングス、コウキさんに感謝!)6/22にウルフベイツの1stアルバム発売。

★7月

7/8にウルフベイツ、ワンマンライブ。チャックベリー追悼ライブに参加、塚本功さんのワークショップにゲスト参加、俊美さんのイベントに弾き語りで参加。などなど。

★8月

モッチェ永井&テンダリーズ北海道ツアー。ライジングサンロックフェスティバルにでた!

★9月

ツアー先で食べたハマグリにあたる…。下痢と嘔吐でツアー中悲惨な目に…。。。あれは地獄だった。。。。みなさんも食中毒には気をつけて!!

この辺りから、禁煙をはじめる。

★10月

モッチェ永井&テンダリーズで九州ツアー。クロサワ楽器でグレッチの弾き比べ弾き語り。渋谷のSCHOTTで弾き語り!ウルフベイツは初の大阪。

★11月

厚木のビンテージバイクのイベントで弾き語り。ウルフベイツで神戸、御殿場ツアー。宇都宮にて弾き語り。

★12月

名古屋で塚本功さんと弾き語りツーマン。ウルフベイツで富山。渋谷パリミキ(メガネ屋さん)でインストアXmasライブ。

ウルフベイツ7インチシングルのレコーディング。

 

 

書いてて思ったけど…細かく情報が残っていないライブもあるから正確には数えられませんが、今年は年間100本くらいやっているのでは?!

ほとんどライブ、ライブ、ライブ…でしたね。そりゃあ、身体もボロボロに疲れますね。

20代最後、よく頑張ったなぁ。

個人的には、劣等感の多い一年でしたが、これだけたくさんのライブが出来たということはミュージシャンとして大きな誇りです。悔いはまったくありません!

それに、2017年の最後の最後で、ブラストカルトの事務所に遊びに行った時に気づきました。ずうーーーーっと劣等感で悔しがっていたけど、あぁ、自分はカッコイイアーティストでいたいんだな、って。やっと納得できた。ブラストカルトみたいに、Jasonみたいにカッコ良くいたい。し、

手を伸ばして掴むものがどうか名誉ではないように、って自分で歌っていたのに、あぶないあぶない。それより大事なのはやっぱり私は、お客さんだなと思いました。

色んなところに行ったときに、この曲を聴いてすごく救われました、と言ってもらえることが、一番のたからもの。聞いてくれてありがとう、一曲だけでいいから、だれかの人生に寄り添えますように。

お客さんの表情がリアルにわかるところで、そのお客さんがどういう思いで来ているかも分かるところで、ライブをするという事が、私にとってはかけがえのないたからものなんじゃ。ライブに来てくれているみんな、一人一人のことを大切に思います。関わってくれたみんなありがとうございました!来年も、どうぞよろしくね。

 

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ブロさん日記㉗

2017年10月3日更新

ずいぶんご無沙汰になってしまいましたが、実は、ブロさん綺麗に治ってすぐ帰ってきてくれました!

何事も無かったかのように、見事に傷口が無くなりました!そしてネック裏の模様とヘッドの傷まで、預けた時と同じように、忠実に再現してくださる心意気…感謝しか無いです。

せっかくなので、他の部分もたくさんメンテナンスしてもらいました。

フレットももう限界までベタベタに低かったので、打ち替えてもらいました。指板もうねうねしていたので、真っ直ぐ平らにしてもらいました。

なんと予定日より1週間くらい速く、

中も外も、完璧なブロさんで帰ってきてくれました!

肝心な音ですが、

最初はフレットの高さには戸惑ったものの、めちゃくちゃ弾きやす!くて、しっかりと前に出て抜ける音がすることに、ひたすら驚きました。

いいギターはずっと弾いていられるけど

ほんとにずっと弾いていられるブロさんになって帰ってきてくれました。

2ヶ月くらい弾きこなした今、フレットの高さにも慣れ、もうこのセッティングじゃないと無理!な領域まできました。

手術を決断する時はほんとにほんとに、怖くて悲しくて勇気がいったけど、 こんなにいい音&弾きやすさ になって帰ってきてくれるなんて。本当に諦めないで治してよかった!

ビンテージギターは今の時代で、ちゃんと本来のように動けるようにしてあげることが大事だけど、でもそれはそのプレイヤーの考えによって仕様も変わってくるから難しい。

私は私なりの考えでブロさんの良さを最大限に出せる方法を取ることができたとおもうので、いまはとても満足しています。

お医者様と、紹介してくださった諸先輩方に感謝です!!

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ブロさん日記㉖

2017年8月2日更新

前回のつづきです。

ブロさん、3回目の診察…

(ヘッドをぐいぐい押していない…! 傷口もあまり指で触れないようにしてくれている…! )

お医者さん❸「うん、これは、傷口を開いて接着剤だけでは私からはそれで完全に直りましたよとお渡しする事はできません。」

と、即答で話しはじめるお医者さま。

段差があるヒビである事、接着してもまた患部が変化して汚れが入ってしまう可能性もあるかもしれない事、どうやら、様々な要因から、接着剤でくっつけるのは100%直ったとは言えないとのこと。では、どうするのか…?

お医者さん❸「傷口のところの木をえぐって、補強材を入れて直すのが一番確実な方法です。」

わたし「えぐ…!えぐるんですか…!?」

その光景はまさに、自分の相棒の病気を治す為には、相棒のお腹を切らなければいけない、と診察室でお医者さんに告げられたシーンのよう。

まさかの展開にショックを隠しきれないわたし…。

ブロさんが生まれてから57年間生きてきた歴史的木材を、私の代でえぐってしまうという衝撃的ストーリー…頭が一瞬でパニックです。

あまりのショックに、またしても涙がほろほろと…。

なんだこのドラマみたいなシーンは…ブロさんが本当に重症患者の旦那さんみたいに見えてきた。

わたし「ち、ちなみにどのようにやるのでしょうか…?」

参考資料を丁寧に見せてくださるお医者さま。

ふむふむ…。

予想外の展開だっただけにさすがに判断に躊躇してしまっている私に、先生は

お医者さん❸「選択肢は、放置か、大掛かりな手術をして治すか、このどちらかだと思います。そして、もしやるなら出来るだけ早い方が良いです。迷っている時間があるのかどうか、よく考えてみてください。」

この言葉を聞いたときに、この先生は本当に目の前のギターに対して、本気なんだなと感じてしまった。

僅かな診察時間を思い返せば、この先生は最初から、一瞬の迷いもなく即答で治療法を提案してくださった。即答できる、という事は自分の場合に置き換えると、ギャロッピングのノリを出すにはどうしたらいいですか?の問いに、右手の小指側の側面でベース音6,5,4弦までをミュートする事です。と答えるようなもので、(ちょっと違うか?笑)一瞬の迷いもなく即答できる事は、その答えに確信があるから、という事になります。

私のブロさんは、いのちと同じくらい大事なギターであって、そのいのちと同じくらい大事なギターを この程度やっておけばとりあえずあと何年かは大丈夫でしょう みたいな事は絶対にしませんという、職人さんとしての一流のプライド、本気と本気のぶつかり合いがこの先生とは出来そうだと話していくうちに感じれたので

私は予定していた予算も修理期間もぜんぶ丸ごと無視して、何がいくらかかってもいいから、この先生にやってもらおうとその場ですぐ決めたのでした。たぶん、心配性な私の性格とも合ってるんだろうなとも思った。

そうしてギターを診てもらっているうちに、ヒビの部分以外にも全部この先生にやってもらいたい、と思いはじめ

指板をまっすぐにしてフレット交換もしてもらう事になりました。

 

こうしてやっとの思いでたどり着いたブロさんを直してくれるお医者さん。諦めなかったらとっても良いお医者さんに出逢う事ができて、周りの協力してくれたみなさまにも本当に感謝しています。そして塚本さんの言葉がなかったら私は諦めモードのままでした。

そして何より勉強になったのは、職人さんによって意見ややり方は違うという事。何が正しいかの判断は結局は自分で決めること。自分の職業に対してプロフェッショナルであれということ!

お別れの写真を撮ったあと、喫煙所でお医者さまと煙草をぷかぷかさせながらギターの話やいろんな話をした時間が、私にとってとっても素敵な時間でした。泣いたあとの煙草はおいしい。

ブロさん、いってらっしゃい。元気になって戻ってきてね。

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ブロさん日記㉕

2017年8月1日更新

前回のつづきです。

塚本さんとは、はじめてお会いしたのが対談インタビューのとき。

そのときまさに、私も塚本さんみたいに一本のギターをずっと愛していく人になろうと、密かに強くこころに決めたくらい、塚本さんの人間性とスタイルがだいすきになりました。

私もブロさんを買った時は、これが一生付き合っていくギターだと思って買ったので、

ずっと一本のギターを愛してきた塚本さんだったら、こんな時どうするんだろう…?もしもヒビが入ったまま付き合っていくとしたら、どうやって自分のメンタルをコントロールするんだろう…?と単純にすごく知りたくなって、ほんとに無意識に近いくらい、気が付いたら塚本さんに連絡していました。

塚本さん「うーん、それはショッキングな出来事でしたね。かわいそうに。

とりあえず、職人さん何人かに聞いてみるのもいいかと思います。同様な診断が多ければ、少し安心できるかもですしね。

ともかくまずは、チエちゃんの気持ちを落ち着かせる手立てが必要ですな。」

わたし「にゃんと・・・!」(メールを見て、再び涙)

まだそんなに親しいと言える仲ではないほどの私に、優しく答えてくれた塚本さんは、とにかく神々しくて、神さまかと思いました。

この塚本さんの言葉でわたしはハッとしたのです。

ちがう!直らないと言われてそれだけを信じるんじゃなくて、わたしの気持ちが本当に納得できるまで、どんな手段を使ってでも、自分で自分の答えを探しにゆかなければ!

その日のうちにすぐ別のリペアマンさんに連絡して診てもらう約束をする。

そして、私はまだ諦めないです!いろんな職人さんに診てもらいにいきます!と周りの方々に公言。

自分の中でのその僅かな心構えが変わった事が功を奏したのか、私の大好きな周りのみんなたちがリペアマンさんやビンテージ楽器を使ってるミュージシャンに聞いてみてくれたり、お客さんも心配して勇気づけてくれるメッセージをくれたり…いま振り返っても本当に、みんなに感謝しかないです。

中でもびっくりしたのは、ニートビーツの真鍋さんとボウディーズのタックスマンさんが紹介してくださった職人さんが偶然同じ人だったこと!

こ、これは、ぜひ私も一度診てもらなければとすぐにその方にも連絡。

その時は週末にチャックベリー追悼ライブ、ディスクユニオンのインストアライブ、浜松のライブ、の3本が控えていたので

週明けに2人の職人さんに診てもらう約束をしました。

怒涛の週末ライブをなんとか乗り切り、待ちに待った診察日。この日の午前中はTAP the POPの取材でReiちゃんと対談。ブロさんもちゃっかり、Reiちゃんの綺麗なブルーのリッケンと一緒に撮影されて、嬉しそうに鼻の下を伸ばしていたような気がしました。この後、何が起こるかも知らずに・・・。

 

取材が終わり、さぁブロさんの診察へ。

この日の1軒目は、昔お世話になった&友達のギタリストも御用達の楽器屋さん。

診察中…(ヘッドをやっぱりぐいぐい押してる)

お医者さん❷「うーん、思っていたより結構傷が深いですね。前のお店は現状維持がベストじゃないかという事だったようですが、このレベルだったら、傷を開いてしまって、接着剤を入れて、直した方がいいと思います!」

(わぁああ…!そうですよね、直した方がいいとわたしも思ってましたあ…!)

お医者さん❷「うちでしたらだいたいこのくらいの金額で、このくらいの期間いただければ出来ますよ」

(わぁああ…!条件的にもすごくちょうど良いかもしれない…。ここでやって貰おうかなぁ。)

わたし「直せると分かってとっても安心しました…!念の為、これから先輩に紹介していただいた職人さんのところにも診てもらいに行ってきます。ありがとうございます!」

(ほぼこのお店で決まりだなぁ〜、直し方があるとしたら、色んな人に聞いても、ほとんどの意見は傷を開いて接着剤でくっつける、という事だったし、次のお店もそうだったら、値段と相談して決めよう!またここに戻ってくるかもしれないなぁ。あ〜ほっとした)

ブロさん、もう大丈夫だぞ〜!すでにほくほくな気持ちで、私は2軒目に向かうのでした。

次の職人さんは、タックスマンさんと真鍋さんに紹介していただいた職人さんでした。

結構な移動距離を移動して、ようやく着いたところは、いわゆる楽器屋さん、という店舗ではなくて、おおきな倉庫みたいところでした。

エレベーターに乗り指定された階に着くと、広いスペースに、職人さんが作業する机が何個かあって ギターはもちろん、たくさんの材料が置いてあるっぽい。何人かの職人さんはそれぞれの作業を忙しそうにしています。

(こ、これは…只者ではない雰囲気だな…)

ぽかーんとしていると、遠くから私に向けて両手を振ってくれる人がいる。

あ!あの人が紹介してもらった職人さんだぁ!

「どうも、はじめましてぇ」ぺこり。

とっても良いひとそうで安心…。

ブロさんの、第3の診察が始まるのでした。

 

つづく

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