レコード屋さんでは、フラゲできるお店はもう並んだかな?わたくしのソロデビューアルバムが9/8に発売されます。今日は、アルバムの録音やライブ演奏も含め、私のやりたい事を支えてくれている頼もしいメンバーについて。
Desperado Gentlemenと名付けられた、百戦錬磨の最強集団。(ハッシュタグは#デスジェン)
メンバーは
Pedal Steel Guitar 宮下広輔(PHONO TONES)
Double Bass 北島紘行(THE RODEOS)
Drums 中村”MR.MONDO”匠(THE NEATBEATS)
ウルフベイツ後、ソロになって一番最初に声をかけたのはベースの北島紘行(以下キタジ)。キタジは10年以上前に対バンして以来仲良くなり、前からなにか機会があったら一緒にやりたいねと話していた。でもさすがのわたくし、ただ仲が良いからだけでは誘わない。彼は革命的なウッドベーシストなのだ。ロカビリーやサイコビリーのようなスラップもこなし、指弾きではまるでエレキベースかのようなフレーズを軽々と弾いてしまう。そこには楽器やジャンルの境界線や限界が無く、無限の可能性を秘めているプレーヤーなのではないかと思う。限りなくエレキベースに近いウッドベース、という感じ。オンリーワンを追求しているところが格好いい。
ビシバシくるビートを叩いてくれているのは、デスジェンの名付け親でもある、MR.MONDO(以下モンさん)。ニートビーツは昔から大尊敬しているバンドなので、もはや私がアレコレ言える立場ではないのだが。モンさんドラムは、まるで車のエンジンかのように下からズンズン、ドドドド、と突き上げてくる。初めて見た時は鬼気迫るエイトビートに度肝を抜かれ、凄すぎて笑ってしまったほど。モンさんがドラムを叩いてくれると、こちらも、すごく上手いバンドの人みたいになれるのである。そしてもう一つ、彼はボーカルの呼吸、意思を読む職人さんなのだ。その美学には脱帽させられるばかり。
そして私のプロジェクトにおけるキーパーソン、ペダルスティールギター宮下広輔(以下みーやん様)。ウルフベイツ期からずっと、ペダルスティールを入れたいとは、ぼや〜っと思っていたのだが、ある日偶然の対バンで出会い、一目惚れしてしまった。(赤面)突然私の前に現れた運命の人!いくら払ってでも良いからどうしても彼と一緒にやりたい!と思ったのだった。ビビビと。みーやん様のペダルスティールは、どんな時も、心の奥深〜いところに優しく訴えかけてくる。限りなく歌に近い、感情的な音。ライブで生で聴くと、その音色だけで自然と涙が出てくるの。でも、優しいお兄さんかと思いきや、RoadrunnerやWatch Your Backみたいな曲もバキバキに攻めてくれて・・・彼もまた、無限の可能性を秘めたプレーヤーなのです。好きすぎてツライわ!
そしてバンド名にあるように、全員アウトサイダーな紳士なのだ。こんなに素晴らしいメンバーと出来て私は本当に恵まれています。一緒にやってくれて、心から、ありがとうを贈ります。
みなさまにも彼らの演奏を楽しんでもらえますように。