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⑪Lilac Fairy

2023年7月6日更新

クラシックバレエ、をギターよりも長くやっているワタクシですが(現在も)

この曲はバレエの演目”眠れる森の美女”に出てくるリラの精がモチーフとなっています。

私を7歳から育ててくれた第二の母のような存在のバレエの先生が、発表会に向けての準備期間中に突然倒れて亡くなってしまい、それが当時はとても受け入れられずに作った曲だった。

初めての先生が居ない発表会。その舞台で私が先生から頂いていた役がリラの精(Lilac Fairy)で。

 

リラの精は、ほんとに一部だけ、ざっくり言うと

オーロラ姫の洗礼式に、悪の妖精・カラボスによって「針に刺されて死んでしまえ」と姫にかけられた呪いを、「死ぬのではなく、100年の眠りにつくだけ」という魔法をかけて打ち消した、善の妖精。

(この説明、わ、わかる・・・?よかったら調べてみてくださいネ)

とにかく、包容力、潔白さ、凛とした強さなどが求められる役柄なのだけど。

 

最後の最後に、先生は、あなたにはリラの精が似合うからリラを踊りなさい、とメッセージをくださったのだな。と受け取った気がして。

先生の為だけに踊ろうと、個人練まで入って私は今までで一番、練習したのだった。

 

リラがかける魔法のように、先生も眠りにつくだけで、私達の中にずっと居てくれる、と願うように踊ったら、最後のポーズでふしぎと先生と繋がれた気がしたなあ。

練習ではできなかった事が、本番で想像以上にできて、なんだかものすごい奇跡が起きていたのを覚えている。

 

たとえ形はなくなってしまったとしても、目には見えない繋がりは必ずあるんだな、と信じてこの曲はできあがったのでした。

 

曲調は、もうお分かりの方は多いと思いますが、バーズのSweetheart of the RodeoのYou ain’t goin’ Nowhereを参考にアレンジ。

風のようなペダルスティール、この時代ならではの爽やかなリズム、エンディングには、キタジがちょこっとフィドルを弾いてくれたりしているところも聴きどころです。

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ファットさんへお礼に。

2023年7月5日更新

フライヤーが残り少なくなってきましたが、今日も一件!

堀口さんといえばTHE FAT HATTERというほどに、ずーっと被らせていただいているファットさんへ。

じつは、先日のクラッチマガジンに私を紹介してくれたのはファットハッターのBOSS、菊地さんだったのです。

クラッチマガジンのお礼に、アイスコーヒーをば・・・。

7/13のフライヤーも、レジ横にちょこっと置いてもらいました!

いつもお世話になっているファットさんに大感謝。

とびきりのハットを被って、このお店に足を踏み入れると、(ハットを被っている自分も含めて)すべてがカッコ良くて、痺れますね。

こうじゃなくっちゃね。と、大切なモノ、再確認。

お店の入り口には私のサインも飾ってくれています。みなさまもぜひ足を運んでみてね。

 

さあ!

あしたは19:00に、サンダーバードの動画がYouTubeにあがる予定です。

下北沢Lagunaでのソロのライブ映像。

みなさん、チェックしてみてね。

https://youtube.com/@chiehoriguchi

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“はなれ”と最後の動画について。

2023年7月4日更新

昨日の8時間スタジオがなかなかの疲労だったので今日は一件だけ。

いつもお世話になっている永福町の美容室”はなれ”へフライヤーを持ってお邪魔しました。

お店を見渡したら、堀口父が最近書いた本も置いてくれていました。

これからはなれへ行く方、もしいらっしゃったら、堀口親子をよろしくお願いします。

しげるさん、いつも良くしてくれてありがとう〜です。

さて、7/13(木)までの毎週木曜日に更新していたユーチューブの動画も、今週で最後となることに。

私、ユーチューブを始めるってチョット怖かったんダケド・・・始めてみたら、皆さん優しいコメントをくれる方ばかりで・・・とてもとても嬉しかったです。

少しでも、私のことを知らない方にも、届いていたら成功だなと思っています。

毎週、見てくださった方、ありがとうございました。

 

最後の動画は、6、7年前に作った曲”Thunderbird”の弾き語りをアップしようと思います。

この曲は変則チューニング、尚且つキーが高いということでソロになってからはあまりやっていなかったのですが、

弾き語りでお客さんにリクエスト曲を聞いていくうちに、みんな、昔の曲も聴きたがってくれているんだな、と気づいてしまった。

昔のことを振り返るのがとても苦手な私ですが、改めて演奏してみると

意外と、これはずっと歌い続けていける曲かも。と思ったので、最近になってまたよく歌っている曲。キーは半音下げてるけどネ。

今まで私を育ててくれた故郷のような場所から離れることを決意して、新しい場所に向かう人生の節目のような時に

どこにいても自分の信念を守っていくことができますように、と

自分へのお守りを作るような気持ちで書いたのでした。

インディアンジュエリーのモチーフにもよく使われているサンダーバード、

今ではわたし、サンダーバードモチーフのネックレスを守り神のような存在とし、ほぼ毎日身につけていたりする。

みんなにとっても、そんな存在の歌になれば良いなと思います。

今回7/13も、昔とはガラッと変わった夜の砂漠みたいなアレンジでお届けしますので楽しみにしていてね。

長く私のプロジェクトを見守ってくれて、応援してくださる皆様に、喜んでもらえたらいいな!

もちろん、初めましての方も大、大、大歓迎。

 

7/13まであと少し。

私にできること、すべてに心を込めて、最後まで楽しく準備していくね。

 

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Rehearsal day

2023年7月3日更新

今日は7/13(木)新代田FEVERのためのリハーサルデイ。

8時間みっちりと、みんなでがんばった。

今回は、新たに仲間入りしたエレクトロマチックの通称クロさん(この前、ライブ中にお客さんが名前を決めてくれた)も登場します。

左: クロさん  右: ブロさん

アンプを同じボリュームで繋ぎかえると、ピックアップのパワーの差が激しすぎてびっくりしたけど、1960年と2023年だから、そりゃそうか…。と、ブロさんを労わりました。

 

今回のチエソロバンドメンバー、デスペラードジェントルメンは

ペダルスティールギター: 宮下広輔(みーやんさま)

ウッドベース: 北島紘行(キタジ)

ドラム: 脇山広介(こーすけ先生)

の3人。こーすけ先生は今回が初めて参加のジェントルメン。

あのね……このバンドめっちゃくちゃかっこいいノヨ!!!

こーすけさんのドラムは、前にも書いたけど、ドラムだけでずっと聴いていたいって思わせてくれるしあわせ感があるノヨ…すごみ…

こんなに素晴らしいミュージシャンたちとセッションできて、私はいままで頑張ってきてよかったなぁと感動しまくりです。

“Wこーすけ”

みーやんさまとこーすけさんはなんと下の名前がおなじ(!)。ふたりとも、名前に広いって字が入っているんだけど、ほんとにその名のとおり、広〜い心の持ち主です。

みーやんは、バンドをまとめるバンドマスター(支配人)を務めてくれています。

キタジとこーすけさんの、ふたりとも共通で好きな音がある感じも、すごくいいノヨ。

7/13(木)新代田FEVER、みんなに見てほしい!みんな、見逃さないでね!

 

 

リハーサル終わって、私はなんだか落ち着かなくて、なんかむずむずする…と思ったら、

肝心の新代田FEVERにフライヤー置いてもらってなかったやないかーい。と気づき、

急いでFEVERにフライヤーを持って行って。

今日のおしごとやっと終了。

お疲れのところ写真まで撮らせてもろて、ありがとうございます。

みんなさま、7/13 フィーバーで待ってるからねー!

 

 

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⑩On The Road Again

2023年7月2日更新

もう皆さんはお分かりかもしれないけど、これはEAGLESのTake It Easyのような雰囲気を出したくて作った。

ホテルカリフォルニアなイーグルスも良いけど、70年代初頭のカントリーロックなサウンドが特に好きで。

もっというと、バーズ〜フライングブリトーブラザーズ〜イーグルスという時代の流れのサウンドがとても好きで。そんな空気感が出れば良いなと思っていた。

カントリーロック、広くて大きなエイトビート。

今では一見長閑な雰囲気に聞こえるかもしれないけど、当時のライブ映像を見たりするとキャー!!という熱量がすごい。

だだっ広くて大きいのに、全然長閑ではないカントリーロックの、このなんとも言えない感じが、好きなのだ。

 

アルバム”OUTSIDER”の曲の中には、昔から演奏していた曲も結構入っているけど

このOn the Road Againはアルバムを作ることが決まってからの、リアルコロナ時代に作った曲。

コロナを乗り越えてだんだんとまたみんながみんなの道を歩けていたらいいなと、思う。

 

いつの日か、この曲でもイーグルスのTake  It Easyのように

キャー!とみんなの熱量を爆発させてもらえますように。

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