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白いRAT

2021年9月18日更新

先日、有難いことに収録の現場にて職人さん達の中にひょっこりと混ぜていただきました。

意外かもですが実はわたし、スタジオミュージシャンには昔から憧れがあって(自分は技術は全然ないのだが…)、今でもそういうお仕事されてる方を尊敬しているので、とっても嬉しかった。

バンドの世界とはまたガラリと変わって、資料ひとつにとっても、こんな感じなのか!と学ぶことばかり。

演奏する場所からメインのアーティストさんまでの距離がかなり離れているのが新鮮、これが本物のバックバンドというやつか、と学び。初めてのイヤモニに苦戦しながらも学び。(マスクとイヤホンが絡まってタイヘンな時代!)

そして何よりみなさんの人柄の良さが滲み出るチームのムードに安心と学び。こうやって作っていくんだなあと感動。

アーティストさんとバックバンドの関係性についても学びだった。

メインとして矢面に立つ人の格好よさも、後ろでプライド持って支える職人さん達の格好よさも、両方知っちゃったわよ。こんなに贅沢な体験をさせてもらえて、私はなんて恵まれているんだろう。

当たり前だけど全員に、それぞれの美学があるし努力してきた道がある…。私はそのどちらの立場も、心からカッコイイと思う。だからあまり分断されないとイイのになとも少し思った。

そして初めて会ったばかりの人達が、全員音楽というものひとつだけで繋がってる3分間が、魔法みたいでグッときた。

 

1週間前に決まってから当日まで、ずーっと不安で大変だったけど、本番は楽しく出来、ひと安心…そしてたくさんの刺激を貰った貴重な経験でした。

そうそう、この収録の曲を弾く為に、生まれてはじめてRATを買って踏みました。しかも白。踏んだらびっくり、なんて使いやすいんだと(笑)グレッチでもあまりハウらずいけました。どうりで人気者な訳だ。

ありがとうRAT!助かった〜!

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