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町のお医者さん

2025年2月25日更新

「真っ赤ですよ」

と、お医者さん。はい。喉が、真っ赤だそうです。

コロナとインフルの検査をして、両方とも陰性だったのでホッとしたけど…

「中の上(レベルで真っ赤)ですよ」

と、割とおじいちゃんめなお医者さん。

 

「中の上」…といえば…

この前リハスタで怒髪天の増子さんに偶然お会いした時に、チャーベさんがお久しぶりです、元気ですか、に加えて「(自分は)中の下くらいで活動してます」と増子さんに挨拶していた。

ちゅうのげ。なるほどなぁとそのとき思ったのを思い出した。

お医者さんはちゅうのじょう。「すごい赤いから無理しちゃあかんで」と伝えてくれて、ちゃーべさんは「ぼくは先輩にくらべたらまだまだです」と伝えていたのか。

なるほどなぁ。

 

お医者さんの話にもどりますが、今日の病院はとても混んでいて2時間くらい待って

今回初めて院長先生に診察してもらったら

そのおじいちゃん先生がとってもとってもやさしい先生だったのです。

「38度も出たの〜それは辛かったねぇ」と3回くらい言ってくれて

「顔色悪いねぇ」と貧血まで疑ってくれたりとんでもなくていねい…。

「2,3日はお医者さんに止められたからって言って会社休んでいいですからねぇ」とまで言ってくれて、

お、おじいちゃん…!(My)おじいちゃん…!(涙)

となったのでした。

今の時代にはあり得ないくらい、ゆっくりゆっくりていねいに診察しているので常に待合室は満員なんだけど、全員文句も言わずにひたすらに待っている。

まさにタイパとは無縁の世界である。

待合室でふと「病気の多くは心の疲れから」と書いてある記事を見かけて、わたしは確信したのです。

みんな院長先生に診てもらいたくて来ているんだなぁと。院長先生はみんなのおじいちゃんなんだ…!

と思ったら、いきなりおじいちゃん先生に長生きしてもらいたいという家族的な想いが込み上げてきて、待合室で感動して涙が止まらなくなってしまったのであった。

 

いままで、腱鞘炎でも大学病院にまで行ったけど「休めば治りますよ〜」みたいな他人事しか言ってくれなかったり、正直「病院なんて」という気持ちが自分の中にずっとあったんですが

今日のおじいちゃん先生は町のお医者さんの鏡すぎたし、ヒーローだったなぁ。

あんな人こそがお医者さんと呼ばれるべきだし敬われるべきだし、自分も町のお医者さんならぬ町のミュージシャンであり続けたいと思ったのであった。

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