昨日は日記を書く前に眠ってしまった…。
珍しく朝外に出てみたら、皆さんがこれからお仕事に向かう感じで歩いていて、ちゃんとしていてカッコいいなぁと思わされた。働いているひとみんなかっこいい。
Car Wheels〜はCDで持っていたけどLPは持っていなかったから注文したのが、昨日届いた。
20代前半はロカビリー(50sね)を聴いて、20代後半はオルタナカントリーやアウトローカントリーを聴いて、30代、今たどり着いた、私が大好きな音楽「アメリカーナ」というものが
このアルバムには詰まっている気がします。
Lucinda Williams(ルゥ姐さん)とSteve Earleのインタビューをちょうど昨日読んでいました。
ルゥ姐さんは最初このアルバムをGurf Morlixと一緒に作っていて全部録音し終えていたんだけど、Steve Earleのレコーディングに参加した時に、Steve Earleのサウンドに衝撃を受けて、全てを違うアレンジで録音し直したらしいのです。
(ちなみにルゥ姐さんが参加したSteve Earleの曲は「I Feel Alright」というアルバムのYou’re Still Standing Thereという曲。これも最高!)
わかる…ルゥ姐さん…わかるっす!Steve Earle超カッコいいもんね!!
でもルゥ姐さんのアレンジ変えて全部録音し直したいという意見にGurf Morlixは良い気分はせず、それが原因で友人関係が破綻してしまったそう…。
私のバンドで言うとしたら、みーやん様と私が仲悪くなる、みたいな事でしょうか。お、恐ろしい…。。。。
それでも、ルゥ姐さんは自分自身に正直に、良いレコードを作るという確固たる信念を貫いたからこそ、グラミー賞も受賞したり歴史に残るような名盤にもなったのでしょう。
なぜ、このアルバムと改めてもう一度ちゃんと向き合おうと思ったのかというと、
昨年広島にあるアメリカーナbar(この日本で凄すぎる趣味)「windfall」に連れて行ってもらった時に、マスターとルゥ姐さんのこのアルバムの話になって、
なんとマスターは、ルゥ姐さんがリアレンジして録音し直す前の、Gurf Morlixプロデュース時代の音源を持っていて、私に聞かせてくれたから!!!!(お宝音源!!)
本当に、もっともっと素朴というか、初期のルゥ姐さんのサウンドの延長という感じはあった。
なにか足りない、一皮剥けたい、とか思っていたのかな。
インタビューを読んでいて、ルゥ姐さんの作品作りやレコーディング中での苦悩とかも分かって、あぁ、同じように悩んだりしていたミュージシャンなんだな、と私は更にルゥ姐さんが大好きになった。
1ヶ月後、狛江POD studioで、このアルバムから主に歌う「Chie sings Americana #2」を開催します。ご予約はHPのスケジュール欄からご予約受付中です。
あと1ヶ月で、ちゃんと歌えるように出来るか…の闘いがはじまります。