ブロさんが治ったのか治ってないのかわからない感じでだいぶ長い間、ご無沙汰してしまいました。
去年の秋頃からぱったり心に余裕が無くなってしまっていましたが、無事、最近復活しました。
ちゃんと治ったところを書いてあげなければ。
何度見ても痛々しいブロさんを何回も載せちゃう。
前の記事を読み返して思いましたが、サーズデイの文字、折れなかったら一生知ることが出来なかったから、ブロさんが木曜日と縁があるって分かったのは、とってもラッキーな事だったな。と、いまはやっと思えました。
ブロさんが入院中、じつは、運命めいた出来事もありました。
2年前くらいから作ってくれていたブラストカルトのNC/DCチエカラーが、このタイミングでアメリカから到着…。
いままでは、ジェイソンの制作の気分が乗る時まで、ひたすらの〜んびり待っていたけど、
それがついに日本に届くという、いきなりの急展開にとてもドキドキしました。
正直、到着しただけでも奇跡の出来事なのに、
『グレッチ折れたんなら代わりにコレ使えよ』と言わんばかりのこのタイミング。
ちょっと鳥肌が立った。
ああ、やっぱりジェイソンバーンズは、困っていたり弱っている人を助けてくれるヒーローなんだなと、確信しました。
だからブラストカルトは格好いいんだと思う。
そして、ブラストカルトのギターにテンションが上がりまくっていたおかげで(機会があったらゴルちゃんについても書きます)、ブロさん退院の連絡が来るまでの時間もとても早く感じました。
急いで足を運び、ついにご対面。
元どおりにくっついているブロさんを見たときは、
嬉しさと同時に、接着面に生々しい傷跡が残っているのが痛々しくて、胸がヒリヒリしたのを覚えてます。
これが、一生付き合って行かなければならない傷か、と私はそこでもう一度、覚悟を決めたのでした。
その傷跡の写真を載せようと思って探したのだけど、あれれ、ぜんぜん見つからなかった…ホントに見たくないところだったんでしょうね。まあ、また機会があったら載せます。
そして
前回の記事でもちょっと書いたように、薄いメイプルの板を入れてもらい接着面を増やしてくっつけてもらった様子がこちら。横から見るとわかりやすい。
ちょっと詳しくは忘れちゃったんですが、接着面を挟んで押さえておく大きな器具があって、それでしばらく圧をかけて接着してくれたのだと思います。
この方法、治していただく前はとっても悩んだんですが、いざ弾いてみるとあら不思議…
生音からして全然違う!
音の振動がちゃんとボディに伝わって全ての木が鳴っている。
こ、こ、これ……鳴りがとんでもなく良くなっちゃったんじゃ…。
というか、折れる前に少し思っていた、痒いところに手が届かないカンジ、元々折れてたところ、ちゃんと接着されてなかったんじゃ…?
……そう考えると、再び折れて本当に良かった。
このギターの本当の声を、やっと聞けた感覚。
そして何より、完璧に接着して治してくださったお医者さまに大感謝!まさに命の恩人です。
ブロさんが退院してからすぐのライブ写真がこちら。
嬉しそう…
一度(二度?)こんな風に折ったらもうこわいものはないはず。何が起ころうと、粉々になるまで弾いてあげよう。一緒にいてあげよう。私の方が早く粉々になるかもだけど!
ブロさんはやはり不死身なのでした。