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ブロさん日記㉕

2017年8月1日更新

前回のつづきです。

塚本さんとは、はじめてお会いしたのが対談インタビューのとき。

そのときまさに、私も塚本さんみたいに一本のギターをずっと愛していく人になろうと、密かに強くこころに決めたくらい、塚本さんの人間性とスタイルがだいすきになりました。

私もブロさんを買った時は、これが一生付き合っていくギターだと思って買ったので、

ずっと一本のギターを愛してきた塚本さんだったら、こんな時どうするんだろう…?もしもヒビが入ったまま付き合っていくとしたら、どうやって自分のメンタルをコントロールするんだろう…?と単純にすごく知りたくなって、ほんとに無意識に近いくらい、気が付いたら塚本さんに連絡していました。

塚本さん「うーん、それはショッキングな出来事でしたね。かわいそうに。

とりあえず、職人さん何人かに聞いてみるのもいいかと思います。同様な診断が多ければ、少し安心できるかもですしね。

ともかくまずは、チエちゃんの気持ちを落ち着かせる手立てが必要ですな。」

わたし「にゃんと・・・!」(メールを見て、再び涙)

まだそんなに親しいと言える仲ではないほどの私に、優しく答えてくれた塚本さんは、とにかく神々しくて、神さまかと思いました。

この塚本さんの言葉でわたしはハッとしたのです。

ちがう!直らないと言われてそれだけを信じるんじゃなくて、わたしの気持ちが本当に納得できるまで、どんな手段を使ってでも、自分で自分の答えを探しにゆかなければ!

その日のうちにすぐ別のリペアマンさんに連絡して診てもらう約束をする。

そして、私はまだ諦めないです!いろんな職人さんに診てもらいにいきます!と周りの方々に公言。

自分の中でのその僅かな心構えが変わった事が功を奏したのか、私の大好きな周りのみんなたちがリペアマンさんやビンテージ楽器を使ってるミュージシャンに聞いてみてくれたり、お客さんも心配して勇気づけてくれるメッセージをくれたり…いま振り返っても本当に、みんなに感謝しかないです。

中でもびっくりしたのは、ニートビーツの真鍋さんとボウディーズのタックスマンさんが紹介してくださった職人さんが偶然同じ人だったこと!

こ、これは、ぜひ私も一度診てもらなければとすぐにその方にも連絡。

その時は週末にチャックベリー追悼ライブ、ディスクユニオンのインストアライブ、浜松のライブ、の3本が控えていたので

週明けに2人の職人さんに診てもらう約束をしました。

怒涛の週末ライブをなんとか乗り切り、待ちに待った診察日。この日の午前中はTAP the POPの取材でReiちゃんと対談。ブロさんもちゃっかり、Reiちゃんの綺麗なブルーのリッケンと一緒に撮影されて、嬉しそうに鼻の下を伸ばしていたような気がしました。この後、何が起こるかも知らずに・・・。

 

取材が終わり、さぁブロさんの診察へ。

この日の1軒目は、昔お世話になった&友達のギタリストも御用達の楽器屋さん。

診察中…(ヘッドをやっぱりぐいぐい押してる)

お医者さん❷「うーん、思っていたより結構傷が深いですね。前のお店は現状維持がベストじゃないかという事だったようですが、このレベルだったら、傷を開いてしまって、接着剤を入れて、直した方がいいと思います!」

(わぁああ…!そうですよね、直した方がいいとわたしも思ってましたあ…!)

お医者さん❷「うちでしたらだいたいこのくらいの金額で、このくらいの期間いただければ出来ますよ」

(わぁああ…!条件的にもすごくちょうど良いかもしれない…。ここでやって貰おうかなぁ。)

わたし「直せると分かってとっても安心しました…!念の為、これから先輩に紹介していただいた職人さんのところにも診てもらいに行ってきます。ありがとうございます!」

(ほぼこのお店で決まりだなぁ〜、直し方があるとしたら、色んな人に聞いても、ほとんどの意見は傷を開いて接着剤でくっつける、という事だったし、次のお店もそうだったら、値段と相談して決めよう!またここに戻ってくるかもしれないなぁ。あ〜ほっとした)

ブロさん、もう大丈夫だぞ〜!すでにほくほくな気持ちで、私は2軒目に向かうのでした。

次の職人さんは、タックスマンさんと真鍋さんに紹介していただいた職人さんでした。

結構な移動距離を移動して、ようやく着いたところは、いわゆる楽器屋さん、という店舗ではなくて、おおきな倉庫みたいところでした。

エレベーターに乗り指定された階に着くと、広いスペースに、職人さんが作業する机が何個かあって ギターはもちろん、たくさんの材料が置いてあるっぽい。何人かの職人さんはそれぞれの作業を忙しそうにしています。

(こ、これは…只者ではない雰囲気だな…)

ぽかーんとしていると、遠くから私に向けて両手を振ってくれる人がいる。

あ!あの人が紹介してもらった職人さんだぁ!

「どうも、はじめましてぇ」ぺこり。

とっても良いひとそうで安心…。

ブロさんの、第3の診察が始まるのでした。

 

つづく

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