歌いながらギターを弾く事ってとってもむずかしいんですよね。
いっぺんにふたつの違う動作をしているわけですから…。
ギター弾きながら歌うひと、というのを当たり前のように目にする世の中だと思いますが、じつはとってもむずかしいのだよなぁ。
まったくちがうふたつのこと、できるようになるまで、練習するしかない。
そんなことを、先日のデッドビーツのライブを見ても思ったわけです。
彼らはドラムを叩きながらブルースハープを吹いたり、ウッドベースをスラップしながら歌っていたりした。
あれこそ、身体の使えるところすべてを余す事なく使って、まったくちがうふたつのことをいっぺんにやっている。
あれは、側から見たらテンション高くやっているように見えるだろうけど、ぜったいに頭の中冷静じゃないと出来ないし、演奏中はめっちゃくちゃ頭パンパンだろうなぁと、思っていた。
そうなのです、楽器を弾きながら歌ったりするのって、やっぱりめちゃくちゃむずかしいのですよ。って、新しい英語のカバー曲を練習しながら改めて思ったのであった。
ついでにわたくしめ個人的には、サポートギタリストもやって、ギターボーカルもやっているのも、めちゃむずかしいんじゃけど。
これもまた、まったくちがう脳みそを使うものであるから、
人生的に、まったくちがうふたつのことをいっぺんにやっていることになるのでは…???
たまにすごく心細くなるので、そんなミュージシャンの方いたらお話してみたい。いないかなぁ。
めちゃむずかしいんじゃけど、いつかどこかのだれかの希望になったりしたらいいなぁとも、思う。